冬の上高地 (1)

「スノーシューで上高地行こう」。近くに住む遊びの達人に誘われて、即行でスノーシューを購入してから半月あまり、ようやく都合が合い、天気の良い日を選んで待ちに待ったトレッキングに出掛けて来ました。

2005年3月7日 07:26 大正池と穂高連峰

歩いてみると意外に登り勾配な釜トンネルを抜けると、やがて道は除雪されていない1ｍほど積もった雪の上となります。
それでも前日が日曜日でけっこう人が入っていたらしく、スノーシューを履く必要も無く踏み跡をたどって少々歩くと、焼岳や穂高連峰が見えて来て大正池に着きました。

狙った通りの好天で、大正池はもやがかかっていますが上空は空気も澄んで雲ひとつありません。

08:24 田代池付近から望む穂高連峰

朝日に輝く霧氷がきれいだという話を聞いていたので田代池に寄ったのですが、まだ太陽は山の陰。
気温推定マイナス10度を下回る中、凍ってしまったパンやおにぎりを暖めて食べたり、スノーシューを履いてみて使い心地を確かめたりしながら日が差してくるのを待ちました。

09:00 田代池の霧氷

やがて山の稜線から眩い太陽が覗き、池の畔の木々の霧氷を照らし始めました。

09:04 田代池の霧氷(2)

作成 甲斐駒電脳工房