室堂の散策コースのひとつとして、みくりが池から地獄谷へ降りていくコースがあるのですが、ここがかなり長くて急な下り坂となっています。しかもこの道は、階段にしてもよいくらいの勾配を、ずっと石畳にしてあるので、歩きにくいことこの上ありません。
石畳の端に飛び石状に左右交互に出っぱっている石があり、これが階段のようになってはいるのですが、一列しかありませんので人とすれ違うたびによけなければなりません。私はちゃんと山歩き用の靴を履いていたのですが、それでもすごく疲れました。
地獄谷から雷鳥平まで平坦路を歩き、ふたたび急坂(こちらは普通の山道なので歩きやすい)を登ってみくりが池に戻ったのですが、途中で左膝あたりが痛くなり始め、結局旅行の間中悩まされることになりました。
運動不足で情けない限りといわれればそれまでですが、どうもあの石畳の下り坂がひびいたのではと思います。
ここを散策する機会があったら、飛び石の階段を出来る限り利用するか逆コースをたどるなどして、石畳の急坂をまともに下ることは避けるようお勧めします。
作成 甲斐駒電脳工房