庭に積んであった薪を新しく建てた薪小屋に積んでいって、だんだん庭が片付いて来るとともに、ある日庭にいつのまにか木が生えていることを発見しました。
普通であれば、芽が生えたとしても夏場に草刈するとき刈払い機の餌食になってしまうところですが、薪の山の間に生えたことでいつの間にか成長したようで、測ってみたら既に50cmほどに伸びていました。
調べてみたところどうやらクルミの木のようです。クルミはけっこう繁殖力があるようで、すぐ近くの荒れたリンゴ畑にもたくさん生えているのですが、その実を鳥か何かが運んできて芽吹いたのかもしれません。
庭に自然と木が生えてくるなんて、ちょっと夢のある話のような気がするので、このまま育ててみようかと思っています。
庭に出ていたら、クロ助(飼い猫)がやって来て、しばらく前に作った古タイヤベンチで一休み。世界の平和と国際秩序は大量破壊兵器を振りかざす超大国アメリカの前に危機に瀕していますが、こんな平和な午後が何とか続いて欲しいものです。
さて、この古タイヤベンチ、作ったといっても古タイヤを積んだ上に、仮設薪置き場に使っていた廃材を並べただけのものです。薪小屋を風よけに、座ると八ヶ岳と南アルプスが見える場所に設置してあり、薪割りの合間に腰掛けるとちょっとクッションも利いていてなかなか座り心地も良いのですが、古タイヤだけに風情にちと欠けるのが難点です。
前からちゃんと堆肥作りシステムを整えたいと思いつつ、市販のポリ容器のコンポスターは結構虫がわいたり悪臭がしたりするらしいうえ見栄えがいまいちだし、ミミズや微生物を使った堆肥作りもけっこう難しそうだしと、我が家では生ゴミはずっと庭に埋めていました。
で、ようやく薪も片付いたことだしと、コンポスターを作ってみました。といってもただの生ゴミ捨て場と言った方が正確です。
前に知人に教わったのですが、水気を飛ばせば生ゴミも腐敗したり悪臭を放ったりしないということで、実際我が家でも、横着して穴を掘って生ゴミをただ捨てていくだけでも案外悪くないということは実験済みだったのですが、さすがにこれでは野良犬やカラスが散らかし放題なので、コンクリートブロックで囲んで仮設薪置き場用の屋根をかけてみました。