「田舎暮らし」の基本中の基本、定番中の定番といえば家庭菜園ですが、実は我が家は諸般の事情により手が回らなくなったので今年は家庭菜園をやめてしまいました。
まあ自分の家で作らなくても近所から食べきれないほど野菜はもらえるし、手間暇かけるよりスーパーで買った方がよっぽど安いという話もあるし、家庭菜園以外にも田舎には楽しいことはいっぱいあるので、移住者仲間の中にも「最初はやっていたけど今は畑はやっていない」という家はけっこうあったりします。
とはいえ、自分の手で安全な食べ物を作るというのは貴重なことなので、来年は復活しようとは思っていますが。
そんなわけで今年は収穫する野菜が無いのですが、花壇の一角から野菜とおぼしきものがこぼれ種から芽吹いてきたので、「カボチャかな、それともズッキーニかな」などと楽しみにしていたのですが、大きくなってみたら飾り物用の「オモチャカボチャ」でした。
こんなもの食用にはならないしとがっかりしていたのですが、久し振りに朝早く庭に出てみたらりっぱな黄色い花をぽっかり咲かせていました。
梅雨時から夏の盛り頃までの草刈りは、伸びる草との競争です。
庭だけではなく、借りている畑やその周りの土手草も刈らなければなりませんし、さすがに日中の炎天下は作業してられませんので、週末ごとに草刈りしているつもりでも、一周すると最初に刈ったところはもう草ぼうぼうになっていたりします。
お盆を過ぎると、草の伸びる勢いも鈍ってきて一息つけたりするのですが、それでも油断は禁物。今年は秋口に入り、種のついた穂を急に伸ばす草がはびこってしまい、庭があっという間に歩くのが困難なほどの草の海になってしまいました。
ようやく時間の取れた週末に、この時とばかり必死に草刈りをするはめになりました。