消防団の新春の行事で、火伏(ひぶせ)をしてもらいました。前の年に新しく建った家に火事の無いようにと行なう火除けの儀式です。
儀式と言っても、消防用のホースを使って放水をしますので、畑の真ん中に家を建てた者にとっては、万一火事になった場合水をどう引くのか実際に試してみせてくれることになり、実に合理的でもあります。
この日はちょうど満月で、折りから一日中季節風が吹きすさび空気が澄んでいたこともあって、表で野球が出来そうなくらい、月明かりが煌煌と夜を照らしていました。
家の灯りを落とすと、雪を頂いた南アルプスや八ヶ岳がくっきりと浮かび、遠く富士山まで見えてとても幻想的でした。