まだ雪で地面が覆われているせいか、最近小鳥の姿がよく目立ちます。
我が家は里でも特に開けた場所なので、そんなに珍しい森の野鳥などは来ていないようですが、以前はスズメやツバメくらいしか知らなかった私も、こちらへ来てから、モズ、ホオジロ、カワラヒワなどの小鳥が分かるようになりました。
このところジョウビタキがよく遊びに来ています。この鳥は人なつこいというか、庭で薪割りなどをしていると、けっこう平気で近くまで来て「カッカッ」などと言ったりしています。
ふつう野鳥というと、よほど大きな望遠レンズでも使わない限り、なかなかカメラに収めるのは難しいですが、そんな訳ですぐそばまで来たところをデジカメで撮ることが出来ました。
1月の初め以来ずっと庭を覆っていた雪が、ようやく本格的に解け始めました。
しかも、前日まで雪に覆われていた地面には、早くも緑が芽吹き、オオイヌノフグリが早速花を咲かせていました。
これで、「まだまだ厳しい寒さが続きますが、春の足音は確実にそこまでやって来ているようです」などと続くと季節感たっぷりなのですが、それどころか一気にストーブを焚かずに済んでしまうほどのポカポカ陽気になってしまい、地面のまったく見えなかった周りの田んぼも、23日にはすっかり雪が消えてしまいました。
冬の間も、暇を見ては薪作りを続けています。今年もご近所で不要になったリンゴの木を50本近くもらうことが出来、先日ようやく全部運び終えました。
この冬の分はもう見通しが立ちましたし、丸太の山を見て、去年に比べると大分ストックが増えたな、とホッと一息つきたいところですが、最低1年間は乾燥させておいた薪を使うという理想からすると、本当は現時点でもう来年用の薪はすっかり準備が済んでいなければならない計算です。
数日前から、花粉症の私にはうっとうしい季節が始まってしまい、外へ出るのは控えたいのですが、とりあえずリンゴの丸太が無くなるまでは、頑張って少しずつ薪割りをしなければなりません。