近所の方からクリの木はいらないかと話がありました。庭には昨シーズン中に片付け損なった燃し木がまだ山と積まれていますが、樹種も良く現場も近くて車の入れるところとなかなか良い話なので見逃す手はありません。
朝から小一時間ほど半年振りにチェーンソーを振るって、昨シーズンの残りの雑木の小山を玉切りしてまずクリの木の置き場を空け、そのあと声をかけておいた薪ストーブ仲間と一緒に現場へ。今回は道路工事にかかって伐採される木ということで、既に工事やさんが倒して積んでおいてくれたので、小枝を払ったりごついところを少し短く刻んだりして難なく積み込み完了。
家に戻ってクリの木を降ろし昼を食べてから、さてこうなったらついでだからと朝玉切りした分を片っ端から割りました。短くなった日もまだ落ちないうちに完了し、まぁ今日はこれくらいにしといてやろうと思いつつ、一日中これだけやっても出来たのはようやく2〜3週間分の薪かと思いふとため息。
夜焚く分の薪を運んで、さてテレビでJリーグでも見ようかと思ったところで、焚き付けが無くなっていたことを思い出し、また小斧を持って庭へと引き返し、ヒノキをひとかけ割り箸ほどの太さまで小割りした頃には、日も甲斐駒の陰に落ちていました。
赤岳 |
今年の甲斐駒の初冠雪は10月6日でしたが、その雪もすぐに消えてしまって、以来たまに山頂がかすかに白くなる程度で、ずっとほとんど雪らしい雪は甲斐駒や鳳凰三山にも八ヶ岳にも降っていませんでしたが、ようやく冬化粧した姿を見せてくれました。
このところ時々野辺山の歯医者さんに通院しています。紅葉の頃もきれいでしたが、これからは道すがら冬の八ヶ岳を眺めるのが楽しみです。
冬型が強まり全国的に雪になったところも多かったようですが、我が家でも初雪となりました。
八ヶ岳も雪雲に覆われ、雲の下に覗く中腹あたりまで白くなっています。去年はちょうどこんな情景が11月初めにも見られましたので、今年はそれに比べるとだいぶ遅い冬の訪れということになります。
もっとも我が家はこの雪雲よりは遥か裾野に位置していますので、このような冬型の気圧配置の時に大雪になることはなく、八ヶ岳颪(おろし)に乗って来た雪で一瞬吹雪のようになったりもしますが、せいぜい積んである薪がちょっと白くなる程度です。